馬力からキロワット:馬力からキロワットへの変換ガイド

早わかり:1PS = 0.7355kW(メートル法馬力)、1HP = 0.746kW(英馬力)。計算式:kW = PS × 0.7355 / 効率。5PSモーター(効率90%)の入力は4.09kW。三相200Vで:約13.7A

馬力からkWへの変換

1仏馬力(PS) = 0.7355kW(メートル法、日本で一般的)

1英馬力(HP) = 0.746kW(ヤード・ポンド法)

1電気馬力 = 746W

日本のモーターは通常kWまたはPSで定格が表示されています。米国製モーターの仕様を参照する際はHPを使用します。

迅速変換表

PSkW(軸出力)kW入力(効率90%)kW入力(効率85%)三相200V電流(A)
1/40.180.210.220.7
1/20.370.410.431.3
10.740.820.872.6
21.471.641.735.2
32.212.452.607.8
53.684.094.3313.0
7.55.526.136.4919.5
107.368.178.6626.0
1511.0312.2612.9739.0
2014.7116.3417.3152.0
2518.3920.4321.6365.0
3022.0724.5225.9678.0
5036.7840.8643.27130.0
10073.5581.7286.53260.0

電流計算式:I = PS × 735.5 / (V × √3 × 力率 × 効率)。上記の値は力率0.85、V = 200V、三相で計算しています。

モーター効率基準

日本国内のモーター効率クラスと国際IEC基準の対比:

定格出力(kW)IE1(標準効率)IE2(高効率)IE3(プレミアム効率)
0.7578.0%82.5%85.5%
3.784.0%87.5%89.5%
7.586.5%89.5%91.7%
18.589.5%92.4%93.6%
3791.0%93.6%94.5%
7592.4%94.5%95.4%

電気設備技術基準:日本ではトップランナー制度により、新規設備にはIE3(プレミアム効率)以上のモーター使用が推奨されています。経済産業省の省エネ法に基づき、高効率モーターの導入が義務化されています。

一般的なモーター種類

種類効率力率用途
三相誘導電動機(かご形)85-95%0.75-0.85ほとんどのHVAC用途
永久磁石同期モーター92-97%0.90-0.98インバーター駆動、高効率
巻線形誘導電動機85-93%0.70-0.85高始動トルク
単相誘導電動機75-85%0.60-0.80家庭用、小容量負荷

よくある間違い

規格・基準参考

よくある質問

5馬力(PS)のモーターはkWでいくつですか?

5PSの軸出力 = 3.68kWです。電力入力 = 3.68 / 0.895(IE3効率) = 4.11kW。5PSモーターは電源から約4.1kWを消費します。軸出力と電力入力の差はモーター内部の熱損失です。

HPとkWの違いは何ですか?

HPとkWはどちらも電力を測定する単位です。1HP(英馬力)= 0.746kW、1PS(仏馬力・メートル法馬力)= 0.7355kWです。日本ではPS(仏馬力)とkWが使用されます。米国ではHP、ヨーロッパ・アジアではkWが一般的です。日本のモーター銘板には通常kWで記載されています。

馬力からモーター電流を計算する方法は?

三相の場合:I = PS × 735.5 / (V × √3 × 力率 × 効率)。例:10PS、200V、力率0.85、効率0.917:I = 10 × 735.5 / (200 × 1.732 × 0.85 × 0.917) = 7,355 / 268.8 = 27.4A。電気設備技術基準に基づき、標準定格電流値を参照してください。

5馬力のモーターは単相ですか?三相ですか?

3PS(約2.2kW)以上のモーターは通常三相です。単相モーターは最大約3.7kW(5PS)まで入手可能ですが、それ以上は稀です。日本の一般家庭は単相100V/200V供給、商業・工業施設は三相200V供給が一般的です。モーター選定前に電源仕様を確認してください。

電動モーターの効率はどのくらいですか?

最新の高効率モーター(IE3)は、0.75kWで約85%、75kW以上で約96%の効率を持ちます。旧型モーター(IE1)は5-10%効率が低い場合があります。モーターの負荷が定格容量の50%を下回ると効率が著しく低下するため、過大なモーターはエネルギーの無駄です。日本ではトップランナー制度により高効率モーターの導入が推進されています。

免責事項:本ガイドは教育および予備設計を目的としたものです。最終的な設備選定は、地域の規格および専門的な工学要件に基づいて確認してください。